◆【レビュー】スーパーロボット大戦OG◆


■タイトル スーパーロボット大戦オリジナルジェネレーション
■プラットフォーム ゲームボーイアドバンス
■ジャンル シミュレーションRPG
■発売元(開発元) バンプレスト
■発売日 2002年11月22日
■価格 5,800円(税別)

 歴代スーパーロボット大戦シリーズに登場する、バンプレストオリジナルキャラクターのみを
集結させてひとつのゲームにしてみたら、すごく面白そう!
そんなユーザーの願いを叶えてくれました本作。まさか夢にまで見たスパロボが実現するとは!
そりゃあ発売前から期待も高まるってもんです。
しかも初回特典は設定資料集。(といっても小冊子程度のモノですが)
全国のスパロボファンはこのオリジナルジェネレーション(以下OG)の発売に狂喜したのではないでしょうか。


■システム面

骨組み自体は相変わらずのスパロボって感じです。
「会話パート → 戦闘パート → 会話パート・・・」の流れはいつものごとく健在。
この辺は大幅に変更してしまうと別のゲームになっちゃうわけで、個人的にはこのままでOKだと思ってます。
まぁ、戦闘シーンを途中でカットできるようになったり、ストレスになる部分の微妙な改善はされておりますが。
 本作、スパロボシリーズにしては珍しく、過去のグラフィック使いまわしがないので好印象を受けました。
(GBA初登場のユニットばかりなので使いまわし無くて当然なのですが)
しかも感情によってキャラの顔グラフィックが変化するわ、携帯スパロボ初の戦闘アニメーションはするわで、
見ていて飽きがきません。携帯ゲーム機にしてはよく作りこんであるな、と感心させられます。
 それとスパロボシリーズの楽しみのひとつ、BGMも今回は良く出来ております。
会話パート用に数種類用意されてあったり、各ユニットそれぞれ(しかもイベント用敵キャラクターにまで)
BGMが用意されてあったり、製作者の「OG」に対する意気込みが感じられました。

ちなみに新システムの「武器装備システム」は誰が何を装備していたのか分かりにくく、
ややこしいだけでイマイチでした。


■夢の競演

 システム面も良いんですが、特筆すべきはやはり
「歴代スパロボオリジナルキャラクターの競演」これに尽きます。


 キョウスケ&ライのエクセレンへのWツッコミとか、

 リュウセイとキョウスケ対決シーン、

 ゼンガー vs ギリアム、

 エクセレンとブリットの教師プレー
など。


 かつてこれほどまでに満腹になれるシナリオがあったでしょうか!
その他にも、ライの兄さん初登場、ヒュッケバイン・グルンガスト誕生の秘密、ゼンガーの過去が明らかになったりと、
スパロボファンがニヤリと喜びそうなシナリオをガツガツに詰め込んだ一本、それが「OG」と言えます。
シナリオ全体と通して内容も濃く、ダラダラすることもなく最後まで一気に攻略してしまいました。


■ゲーム的に

 ひとつのゲームとしてみてもかなりの完成度だと思います。
なんせ元ネタとなるアニメが存在しないので、プレー前に予習しなくていいという。
まぁ、私自信がスパロボファンなので良い評価を出すのは当然なんですが。
ここらへんはスパロボ未経験者に是非プレーしてもらって感想を聞いてみたいものですね。

 ちなみにゲームの難易度は高くないです。味方ユニットはバンバン敵をやっつけちゃいます。
しかも新システムに「キャラクター育成システム」ってのがありまして、
敵を倒すとキャラクターごとにポイントが加算され、ポイントに応じてキャラクターのパラメータを上昇させられます。
これがまた遊び方によってはすごいことになります。
私のプレーではマサキでサイフラッシュ(MAP兵器)ばかり使っていた為、マサキに異様なほどのポイントが溜まり、
その溜まったポイントを格闘能力ばかりにつぎ込んでいたら、後半はディスカッターのみ大体の敵を撃破するようになったりとか。
まぁ、スパロボの醍醐味はこういう味方ユニットの圧倒的な強さの部分もあると(個人的には)思うので、これはこれでOKです。


■結論

最近のスパロボにしてはずいぶんと気合入った出来なので、
このあいだ発売された「IMPACT」や「R」でスパロボの信用を失ってる方も
買い控えせずに是非プレーしてみてください。
あと、「F」「α」「α外伝」「IMPACT」のどれかをプレー済みの方は間違いなく通常の倍以上は楽しめるでしょう。
オススメです。




追記:なんかまた今回も、スパロボ経験者にしか分からない文章になってしまいましたね。反省。


(2003/02/02)

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