◆【レビュー】イエローブリックロード2◆


■タイトル イエローブリックロード2
■プラットフォーム Mac + Win95 & 3.1
■ジャンル アドベンチャー
■発売元(開発元) IBM(シナジー幾何学)
■発売日 1996年8月
■価格 5,300円(限定版は9980円)(税別)
(頂き物なので購入価格は分かりません)


 みなさんお待ちかね!
あのイエローブリックロードが帰って来ました!
その名も「イエローブリックロード2」。堂々の完結編です。
(イエローブリックロードを知らないという方は前作のレビューをご参照ください。)
 
 ■はじめに

  えーっと、結論から先に言わせてもらいますとけっこう面白かったです。
なんていうか動きが妙に滑らかでサクサク進むんですよ。
前作はプラットフォームがサターンなのに対し、今回はパソコンですからね。
参考までに私がプレーした環境を言っておきますと「OS Windows98、CPU Celeron500MHz」です。
前作の不自然なくらいにカクカクした動きは微塵も感じられませんでした。
 ストーリー的にも面白かったですし。内容のボリュームも前作の約3倍くらいでしょうか。
妙に普通のゲームにまとまっていました
。前作の反省点が強く反映されていますね。
ゲームシステム・声優についてはまったく一緒で、前作のユーザーも安心して楽しめます。
 極めつけに、ヘルプファイルに「ゲームを楽しめなくなる可能性があります」という見出しで
ゲームの攻略法がラストまで全て記載されていました。
ここまで親切に作ってくれるともう何も言う事無しですね!
  
 ■ストーリー

 物語はオズの国が危機に陥ったところから始まります。
そんなわけで前作の主人公(主人公視点なので姿は見えない)が再び、オズの国へと向かうことになります。
オズの国に向かうと、そこは西の魔女のチカラで制圧されていました。
果たして、西の魔女を倒すことはできるのでしょうか!?

…といったのが主な話の流れです。

 ■個性溢れるキャラクターたち

 今回のパーティは前作と一味違います。
ゲーム開始数分で斧を担いだブリキマシンが仲間になったりはしません。
では、個性のある仲間達を紹介していきましょう。



 
 【かかし男】
前作ではラストダンジョンで仲間になったという
あまり役に立たなかったキャラクター。
今回は物語の冒頭で仲間になる。主人公的存在。
妙に早口で喋るのは今回も健在。
武器は帽子。


 
 【キング】
カブ族の王様。
オズの飛行船から落とされて
地上の世界をさまよっていたところをノーム兵に拉致される
武器は体当たり。


 
 【ヒキノバシ】
独自の楽器を操り、カブ君達を自由自在に操ることができる。
武器は楽器。



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なんだこのメルヘンのカケラもないメンツは…。
 
 ■冒険の始まりだ!

 さぁ、オズの国へやってきました。
前作と違い、10分でラストダンジョンなんてことはありません。
西の魔女が住むエメラルド宮殿に進もうとするとゴーレムが現れて阻止されてしまいます。


<エメラルド宮殿を守るゴーレム>


 かかし男:「ダメダメ、絶対勝てっこないよ!!」

 キング:「左へ・・・進むのじゃ



こうして妙に開発スタッフの声みたいな助言で今回の旅が始まります。



 しかし今回は海あり、山あり、見ていて飽きさせない展開のおかげでかなり楽しめます。
前作のイエローブリックロード(黄色い煉瓦の道)というタイトルながらも
黄色い煉瓦の道を歩いていた場面がほとんど無かったというサギな展開を思い出すと
ウソのようなクオリティアップです。


<壊れた橋の変わりに、自らが掛け橋となってくれたカブ君達>


<キノコパワーで頭の葉っぱを伸ばし、山登りを攻略するキング>


それにしても本作は妙にカブ君達の活躍が目立ちます。
もうタンスの中に入っているだけのお助けキャラクターというイメージは完全に拭い去られています。
このゲームの題材がオズの魔法使いということを忘れるくらいカブ君達が頑張ります。カブ君ファン感涙。
もういっそのこと「カブ君の大冒険」というタイトルでだしちゃっても大丈夫じゃないでしょうか。



   ………いいのか、こんなので。


 ■登場、カブ村

 ダンジョン・高山…さて、お次はどこに進むのかな?
だんだん普通のアドベンチャーゲームのように楽しんでいる自分に気付き、
ちょっぴり恥ずかしくなりながら、冒険を進めます。
 でもまぁ、ありきたりなアドベンチャーですからね。
大体予想通りの展開で…なんかこう…期待を裏切るような展開がないというか。
ま、このゲームにそこまで求めるのもどうかと思いますが……。
そう思ってるとヒキノバシがこう言い出しました


 ヒキノバシ:「ここから先に進むとカブ村がある」


え・・・カブ村?!
す・・・すっごく見てみたいんですけど!!
もしかして、カブ君達が楽しく戯れてたりしてるのでしょうか。
これでついにカブ君達の私生活が明らかになります!!
うわー、想像しただけでワクワクしてきました。早く見たいッ!
思わずマウスのクリックも早くなります。ドキドキ。


 カカシ男:「ここがカブ村かー」











 





         拡大↓





      





うわぁぁぁぁー
なんかぶら下がってるー!!!





 キング:「ここでカブ族は生まれるのじゃ」


映画マトリックスに登場する人間栽培場みたいな生まれ方です。
 
 ■ティンマン合流

 カブ村を後にしたメンバー。
キングとも別れ、かかし男・ヒキノバシの2人で進みます。
途中、船で川を進んだり、橋が壊れて進めないのを半漁族に修復してもらったり、
普通のアドベンチャーらしい展開がひろがります。


<半漁族>


橋を渡り、しばらく進むと…おや、見覚えのある姿が…



<ティンマン、うしろーっ!>


 かかし男:「あ、ティンマンだ。おーい、ティンマーン!」


 ノーム兵:「ティンマンは俺の家来になった
        俺の言うことを何でも聞くぜぇ
        ゆけ!ティンマン!!」



洗脳キター!!
ファンタジー系のストーリーではもはや王道ですね。
ボコって目を覚ましてもらうところももちろん王道。


   
   <戦闘中>



 ティンマン:「すまない、何も記憶に無い…」


 かかし男:「いいんだ。それよりグリンダを助けに行くんだけど」


 ティンマン:「一緒に行かせてくれ」



 
 【ティンマンが仲間になった!】






<足をやられてヒキノバシ、リタイア。背中が哀愁を誘う>


とうぜん、役に立たなくなったキャラクターはここで退場。
空から現れたオズに引き取られてゆきます。
寂しい背中もさることながら、

 「オレの分まで頑張ってくれ!」

というセリフがさらに哀愁を際立たせます。
さようならヒキノバシ。
そしてオズから「サンダーの杖」をもらいます。






<ヒャッハ-!破壊だ!破壊の限りを尽くすぜ!!>


<砕け散れッ!>


<ヒャーッハッハッハッ!!>


 サンダーの杖のおかげで岩も粉砕できました。
これで先に進めます。



   

おおーっと、ここで後編へ続くーっ!!
DISC1だけでこのボリューム!!
正直しんどくなってきました。

<後編へ>


(2003/06/08)

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