◆【レビュー】Virtua Fighter 10th anniversary◆


■タイトル Virtua Fighter 10th anniversary
■プラットフォーム PS2
■ジャンル 3D格闘ゲーム(+書籍、特別映像DVD)
■発売元(開発元) エンターブレイン(SEGA)
■発売日 2003年11月28日
■価格 3,300円(税込み)


 私はバーチャファイター1(以下バーチャ)が大好きだ。
「2」でもなく「3」でも「4」でもない。「1」が好きなのだ
私はバーチャを始めて手にしたとき、格闘部分ではなく
あのカクカクポリポリした人間に惹かれたのだ。
無機質で無表情なかろうじて人間と呼べる発泡スチロール製の人形
ポカポカ殴りある姿は見ていてとても心安らぐのである。
殴ってる方も殴られてる方も全然本気をだしていない、そんな雰囲気が大好きなのだ。

 しかし、バーチャはシリーズが進むにつれ、
私の期待を裏切るようにどんどんリアルになっていった。
もはや私の期待する部分は残っていない………。
そして私は未だにサターン版バーチャをプレーするのだった…。

 そんな「バーチャ1」ファン待望の続編がついに登場した。
その名は『Virtua Fighter 10th anniversary』!
ハードもPS2になって超美しく!!これは買うっきゃないでしょう。
書店へGO!
(※書籍扱いなのですよ)

 ■起動

 ついに発売されました『バーチャ1』の新作!
高鳴る胸を抑えつつPS2の電源をオン!

 

キャラクターは現時点での最新作であるバーチャ4EVと同じ。
新キャラは無し。もちろんシバはいません
モードもシンプルに「アーケードモード」「VSモード」のみ。
値段を考えるとこんなものだろう。

んで、早速開始


















キャラの動きが軽い!







なんですか、この快適な操作感は!!すごい違和感。
って、いうか−−−−−−−−−・・・…

 


見たこと無い技使ってンじゃねーよ!!



 
…あ、これはちょっと(絵的に)面白いかも。



 どうやら「技」や「システム」がVF4EVに準拠しているみたいで、
バーチャ1の完全移植ではないことが判明。
(ちなみにボイスもVF4EVのもの)
 ううーん、ちょっと残念か。
ま、今バーチャ1を普通に完全再現してもゲーム的にかなりキツイだろうし。
これはバーチャ1の新作なんだ!新システムや新技が導入されたんだ!
…と脳内補完することにする。



 しかし、だ!!
私が許せないのは、だ!!





 
 コンティニューのアクションがこんな感じにリニューアルされてるところだ!
なぜだ!!!
なぜ、首をプラプラ揺らしながら空中を見つめる姿のままにしておかなかったのだ!!

 さらに!!


 勝ちポーズ時は必ずリング中央に戻ってくる為、
リング際で勝ちポーズをとろうとするもズッテーンと転げ落ちる姿なんかが
全く拝めなくなってしまっているのだ!!

 あぁ…バーチャ1の魅力が………
人間らしくしないで下さいよ−・・・・・…
(楽しみ方を間違えていると思うが)
 

 ■総評

 ゲームとして普通に遊んでしまいました。面白かったです。
さすがにシステムがVF4EVに準拠している(?)だけのことはあってバランス的にも申し分ありませんし、サウンドは初代バーチャ1の時のリメイクで聴きごたえがあります。ただし、ゲームモードが少ないので、飽きは早いかも。ま、あくまで書籍の付録ですからね。高望みはしないことです。
 あと、書籍にはバーチャファイターの歴史が載ってたり、特別DVDにはバーチャ鉄人のトークや過去の大会の映像なんかが収録されてて個人的にはかなり楽しめました。「京都遠征で大門ラウの立ち斜上掌に驚愕したブンブン丸」のトークなんて、濃いなぁ〜。
初心者が観ても微塵も楽しめないぞ、このDVD。

 当初期待していた初代バーチャ1の「無機質さ」が見られなかったのは残念なところですが、
ま、ゲーム的に面白いからヨシとします。
ズッコケシーンを見たけりゃサターンを立ち上げればいいだけだし〜(まだやるんかい)

(2003/12/01)

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