◆【レビュー】biohazard4◆

     

■タイトル biohazard4
■プラットフォーム ゲームキューブ
■ジャンル サバイバルホラー
■発売元(開発元) カプコン
■発売日 2005年1月27日
■価格 8,190円(本体7,800円)

 



 「バイオハザード」というと、にじりよってきたゾンビを限られた弾薬で倒しつつ生き延びる、
といったイメージがあるのだが、本作は違ったものになっている。

まず視点。主人公の後方視点となったおかげで視野が広がり自由度が増している。
敵もゾンビではなく人間。こちらに向かって全力で走ってくる姿は妙に人間臭く、逆にそれが恐怖の対象となっている。
さらに敵を倒すとハーブや弾薬、金、といったアイテムを落とす。その金で買い物や武器の改造まで出来てしまう。
もはやバイオハザードとは名ばかりの全くの別物だと言って良い。

じゃあ別のタイトル名でも良かったのでは?と思われるかもしれないが、
先へ進むことへの緊張感などは過去のシリーズに共通するものがある。
やはりこれはバイオハザードなのだ。


 ■万人向け
 
 視点が変わったおかげでゲーム内容も大幅に変化。
敵を「狙って撃つ」ことが基本になるのだが、これが熱い。
いかに敵の弱点を狙えるかが決め手となるのだ。
また、撃った箇所によっては格闘技(蹴りやバックドロップ)を発動できたりと戦闘が短調になることもない。

さらに、アクション性が強くなったことから過去のシリーズにあったような「謎解き」はほとんどなくなっていて実にテンポがよい。

 では難しいのか?というと、そんなことはない。難度はイージーモードからプロフェッショナルモードまで用意されていたり、死んだ回数によって難度が上下したり、セーブポイントも多数用意されていたりと、初心者に優しく上級者にはやりごたえのある絶妙なゲームバランスとなっている。

敵が押し寄せてくる篭城戦イベント

 ■見て驚く
 
 グラフィックもとにかくすごいの一言。
建物からキャラクター、家具の汚れや服のシワまで、
恐ろしく描きこまれている。
しかもそれだけではなく、プレーする際には見なくてもいいような部分(川の底にある石、窓から見える風景)まで、「これでもか」というくらい作りこまれている。

そんな描きこまれた建物の中を敵の大群がワラワラと滑らかに動く。全然処理落ちしない。次から次へと敵キャラクターがこちらへ向かってくる様子は圧巻の一言。旧バイオハザードとはまた一味違った新たな恐怖を作り出している。これはまさに現ハードだからこそできた最高傑作といえよう。


ズームしてみると遠くの背景まで
しっかり作りこまれているのが分かる
 
 ■総評

 ゲーム性、グラフィック、どちらをとっても文句なしの出来。
現時点で発売されているコンシューマゲームでトップクラスのクオリティだろう。
バイオシリーズだからといって毛嫌いせずに是非さわって欲しい。
ストーリーも過去のシリーズとほとんど関連性がないので4から始めても全然OK。
ゲームキューブ所持者は是非とも押さえておこう。



※追記:
ちなみに移植されたPS2版だが、メインのストーリーモードに変化はない様子。
GC版のメリットは、綺麗なグラフィック、短いロード時間、1マップに表示される敵数の多さ、
ヘッドショットの演出(敵の頭部が吹っ飛ぶ演出)アリ、イベントシーンがリアルタイムポリゴン(PS2版はムービー)、
アナログコントローラの良好な操作性、といったところが挙げられる。
快適な環境で遊びたいのであればGC版を強くオススメしておく。
追加シナリオ(エイダ)が気になる方はPS2版を、ってところかな。
 














 さて、以上でバイオ4の魅力は大体語り尽くしたのだが、実はバイオ4にはまだ驚くべきシーンがある。
いや、これは驚くべきシーンという簡単な言葉で済ませてはいけない。
もしかしたらゲーム業界にとって大きな事件かもしれない。















      問題のシーン↓















   










   










  これだよ!俺たちが期待していたのは!










 バイオチーム、これからもついていくよ!

(2005/03/05)

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