◆【レビュー】 SDガンダムガシャポンウォーズ◆

     

■タイトル SDガンダムガシャポンウォーズ
■プラットフォーム ゲームキューブ
■ジャンル シミュレーション&アクション
■発売元(開発元) バンダイ(バンダイ・任天堂)
■発売日 2005年12月2日
■価格 7,140円(税込)

 



 あの「カプセル戦記」の発売からすでに16年が経過した。
わーい、カプセル戦記の続編だー!待ってたよー!!というヤツは間違いなくオッサンだ。
本作は最近の子供向けにアレンジされているらしいが、
正当な続編というからには当時のユーザーでも楽しめるに違いない!
当時のユーザーを集めて対戦でもやってみるかー!という目的で買ってみた。

 ■システム

 メインは3Dアクション対戦ゲーム。最大4人同時プレー可能。モードのよってはシミュレーション部分もあり。
ゲームシステムは見た目からの判断で「シンプルだろう」と思って取り掛かってみたが、これが意外と複雑。
コントローラのボタンをフルに使う操作系、各ユニットごとに設定された得意地形・弱点・コストといったパラメータ、戦闘が有利になるアイテムなど。あらかじめこれらを把握して挑まないと瞬殺される。なにげに敷居は高い。

 その分、各ユニットごとの個性はでていて面白い。
ドム3機で戦うと性能がアップしたり、SEED系はPS装甲(一定時間でパワーダウン)が装備されていたり。BGMも原作からのアレンジ曲が採用されていたり、マニアックな要素が散りばめられている。製作者はガンダム好きだな〜、と思う場面多数。
 

戦闘はこんな感じ。
最大6体参加の混戦アクション。
 ■充実のモードがウリ…なのだが

 ゲームモードは「シナリオモード」、「100問バトル」、「サバイバルモード」、「マップ対戦モード」、と、実に多彩なモードが用意されている。

 がしかし、初回プレー時には「シナリオモード」しかない。それどころか総勢150体のユニットも初回はわずか数体しか使用できない。購入してすぐ対戦を楽しもうとした人は肩透かしを喰らうだろう。(自分)

 要するに全モードをクリアしないと全ての要素で遊ぶことが出来ないのだ。全てを遊べるようになるには相当な時間がかかる。
まぁ、CPU戦はテンポがよく、遊んでいて楽しいから苦痛ではないのだが、プレーしてて「なんか当初の目的と違うなぁ〜」と思ってしまった。

マップ対戦はこんな感じ。
ステージによって広かったり狭かったり。
ちなみに残念ながら『生産』はありません
あらかじめ用意してある自分のデッキから
出撃していく、というシステムになってます。

 ■総評

 「一人用」のモードが充実している良質のアクションシミュレーションゲーム。
ロード時間も皆無、CPUの思考時間もかなり短く、ストレスなく遊べる。
マップ対戦も一回2〜30分くらいでカタがつくのでちょっとした気分転換に丁度良い。
序盤は初代ガンダム系ユニットしかなくて地味に感じるが、SEED系が増えてくると攻撃も派手で多彩に。
ディスティニーガンダムのパルマフィオキーナとか熱すぎ。きちんと掴んだあとに爆発したりと芸が細かい。
ある程度のユニット集めが耐えられるかでこのゲームの評価は分かれそうだ。
逆に対戦モードは充実していないのでそれを期待している人にはオススメできません。
あと、よく聞かれる質問なのでここで答えておきますが、「Gガンダム」は登場しません。

 しかし武者&ナイトガンダムは懐かしい。「スダ・ドアカワールド」なんて十年以上ぶりに聞いたよ(笑
こうなると欲がでてくるもんで、闇皇帝やサタンガンダム、3種の神器バージョンナイトガンダムも登場してくれればもっと盛り上がったのに!って願望が湧いてくるから困る。このへんは次回作に期待。その際にはGアームズ系も是非。ゲームボーイ版Gアームズで涙を流した者へのせめてもの償いをしていただきたいものです。


 ちなみに余談ですが、『ガシャポン』はバンダイの商標だけど、『ガチャポン』の商標はトミーらしい。
あと一部地域ではガチャガチャのことを『ピーカップ』と呼ぶそうです。
 

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