◆【レビュー】ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス◆

     

■タイトル ゼルダの伝説トワイライトプリンセス
■プラットフォーム ゲームキューブ
■ジャンル アクションRPG
■発売元(開発元) 任天堂
■発売日 2006年12月02日
■価格 6,800円(税込)

 



 ゼルダの伝説最新作の登場。
Wii版も同時発売しているがあえてゲームキューブ版を購入。
ゲームキューブのラストタイトルだからね。いちおう最後まで付き合ってやろうじゃないかと。
ハードスペックの限界とやらをみせてもらおうじゃないかと。そんな感じで買ってみた。


 ■システム

 まず見た目。前作「風のタクト」のようなアニメ調なグラフィックからリアル系に変更。海外でアニメ絵は売れないかららしい。
しかし基本的な操作方法は前作を継承している。
ゲームの展開もいつもどおり、剣振って敵倒して〜、特殊アイテム使ってダンジョン攻略して〜、ボス倒して〜、と同じ流れ。
まぁイベントで狼になったりはするけど、さほど大きなインパクトになってはいない。操作方法が若干変わるくらい。

ちなみにゲームキューブ版とWii版には若干の違いがある。
その違いとは…

 ・コントローラが違う(釣竿などの操作が違う)
 ・フィールドが反転している(ミラーモード)

…の大きく2点である。
ゲームキューブのほうがスペック的に劣っているが、
グラフィックやサウンドなど、Wii版と一緒。特に優劣はない。
(もともとゲームキューブ用タイトルをWiiに移植しただけだし)

だけどね! パッケージのイラストが左利きなのに、ゲーム中では右利きになっているWii版はおかしいんだって!(どうでもいいよ)
 

「盾アタック」・「兜割り」など、新技も多数登場
単調になりがちな戦闘を盛上げてくれる。

 ■広々としたフィールド

 本作で特筆すべきはフィールドがとにかく「広い」ことである。
地上が広いのは当たり前。海底や高い建物など、上下にも無駄に広く作られてる。
これでいて読み込み時間がロムカートリッジ並みだからスゴイ。製作陣の技術力には驚かされる。

また前作で叩かれた「ボリューム不足」も改善。単純にダンジョンの数も増えているだけでなく、中身も濃い。
ダラダラした展開もなく、最後までストーリーを盛上げてくれる。非常に良く作り込まれている。
現時点でゼルダシリーズの最高峰と言っていいだろう。





 ■ちょっと不満なところ

 シリーズ最高傑作であることには間違いないが、欠点もないわけではない。
ちょっとね…「キャラやストーリーに使い回しが多い」かなと。
「時のオカリナ」の数年後の世界、という設定だそうなのだが…
ゴロン族のあのイベントやゾーラ族のあのイベントなんて、まんま「時のオカリナ」と同じじゃないか。
私もシリーズやり過ぎてるっていうのもあるけどね。けどちょっとなぁ…アッと言わせるような新展開も欲しかったかも。

 ■総評

 フィールドを歩かせるだけで楽しいゲームなんて久しぶり。
ゼルダという名前でなくても文句なしの良質アクションRPG。
難度も難し過ぎず簡単過ぎずで絶妙。

ただ、シリーズのファンから言わせてもらうともう少し新しい「何か」が欲しかったかな。そういった意味ではシリーズ未経験者の方が楽しめるのかもしれない。

 ちなみにこのゲーム、当初はもっと早く(1年前に)発売される予定だったが、急遽Wii版も発売されることが決定し、発売日が延期されるという過去を持つ。そんなわけでWii版が店頭に並ぶ代わりにゲームキューブ版はネット通販専売となってしまったのである。
予定通り発売してたらまた評価違ったかもね。
(市場的にはアウトだけど)


ていうか、このゲームはもっと評価されてもいいと思う。
なんでそんなに売れないのよ。海外では売れてるらしいが。
任天堂は宣伝しなさ過ぎ。もったいないよ。



「釣り」や「スノボ」といったミニゲームもあり。
特に釣りは四季や天候の変化まであるという作り込み。

 

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