◆【レビュー】封神領域エルツヴァーユ◆

     

■タイトル 封神領域エルツヴァーユ
(ふうじんりょういきエルツヴァーユ)
■プラットフォーム プレイステーション
■ジャンル 3Dアクション
■発売元(開発元) ユークス
■発売日 1999年1月 14日
■価格 5,800円((税抜)  (購入価格1,480円)

 



 前から何度も書いてるが、自分はPS1のソフトに関してはホントに疎い。
疎いくせに自分から探さないからますますPS1が分からなくなるという負のスパイラル。
そんなダメダメPS1ユーザーの自分にゲームコレクターの某氏がオススメしてくださったのがコレ。


   『封神領域エルツヴァーユ』


   …は?ナンデスカソレ?


聞いたこともないタイトルとメーカーだっただけになんでこんなにプッシュされるのか理解できなかった。
その後、店頭で見かけたが、パッケージ裏の写真が実に地味で…。「なんだありきたりな3D格闘ゲームか。」と。
正直な話、教えていただいてしばらくの間スルーしてきた。(ゴメンナサイ)

しかしある日、「本当に面白いのか?」と確かめたくなり、なんとなく買ってみた。そしてプレーしてみてビックリ。
「なんだこのゲームは!!」
見た目とは裏腹に「PS1最高峰じゃねぇのコレ?!」と唸らせられるほどの超良ゲーだったのである。

エルツヴァーユとは一体どんなゲームか。


 ■システム

 基本的なシステムはよくある3D格闘。
1対1のキャラクターが戦い、打撃・投げ・飛び道具などの必殺技を駆使しながら、相手の体力ゲージを先に0にしたほうが勝ち。
使用キャラクターも10キャラ…と、特筆するほどの人数でもない。

…と、ここまではよくある普通の3D格闘ゲーム。

しかし、実際に触ってみると様々な驚き体験が待っている。


基本的なシステムはよくある3D格闘ゲーム
縦の緑色のが体力ゲージ


<第1の驚き> ポリゴンモデルがスゴイ!

 まずグラフィック。
髪の毛がそよぐ!凝りまくった衣装!
エルツヴァーユを起動したらまず最初に「これマジでPS1のグラフィック!?」と驚かされることとなる。
プレーした人の大半はPS2のゲームと勘違いしてしまうくらい美麗なグラフィックなのである。
限界まで引き出されたマシンパワーを見せ付けられる。



<第2の驚き> 使用ボタンが少ない!

 ゲーム開始後、コントローラに握った瞬間に第2の驚きが訪れる。
十字キー移動の他に使うのは「攻撃ボタンとガードボタンの2つのみ」
というスマブラもビックリの超シンプル設定なのである。
それでいて相手との距離、方向キーとの組み合わせで多彩な技がくりだされるという敷居の低さと奥深さを兼ね備えている。初心者も初プレーでド派手な対戦が楽しめる作りは他メーカーも見習うべき手本とも言えるだろう。



<第3の驚き> カメラアングルがスゴイ!

 これがエルツヴァーユの一番のウリだと思う。
文章で説明するよりは実際動いてるところを見ていただきたいのだが、
技のひとつひとつに対してカメラアングルがとにかく凄いのである。



   ↓ただの飛び道具にこの演出。

 

 

 


それはまさにテレビアニメを見ているような感覚。
ポリゴンってこんなことも出来るんだ!と唸らせられる。
しかもひとつの技でも複数のカメラアングルが用意されているので見ていて飽きがこないようになっている。



<第4の驚き> 体力ゲージと超必殺ゲージが共用!

 見た目じゃない!中身もすごい!
エルツヴァーユには対戦を熱くさせるシステムがある。

 「体力ゲージと超必殺技のゲージが共用」なのである。

どういうことかと言うと、ようするに自分の体力ゲージが減れば減るほど、
ピンチになるほど超必殺ゲージが溜りやすくなるという仕組みである。
瀕死になれば超必殺を連発。これがなかなか対戦を盛り上げてくれる。



<第5の驚き> ステージ間の演出が熱い!

 対戦だけがウリじゃない!一人用のストーリーモードも楽しい!
ストーリーモードはひとり倒すごとに次回予告(しかもフルボイス)が入るという、無駄な豪華仕様
ひとつの試合が終わると1分近くもフルボイスで次回予告を語ってくれる。(もちろんスキップ可だけど)
対戦ゲームとしても十分遊べるというのに、ひとりプレーはまた違った楽しみを見せてくれる。
なんともサービス精神溢れる作りに脱帽である。

  

 ■総評

  『職人の業』。
エルツヴァーユを語るにはこの一言に尽きる。
こんな制作者の魂のこもったゲームは久しぶりである。

上記に挙げた以外にも凝った(爆乳)オープニングアニメや歌が流れるステージやら見所満載。
とにかくこれでもかとPS1で実現可能なアイデアを限界まで詰め込んで、それでいてゲーム初心者までフォローするという文句のつけどころのない良作。 ちなみにウワサだと制作会社は開発に凝りすぎて赤字になったとかなんとか(笑)

とにかく静止画だと微塵も魅力が伝わらないので、是非とも動いているところをみていただきたい。
驚かされること間違いなし。対戦格闘ゲームが好きな方は迷わず買い。接待ゲーにうってつけデス。

  
              ↑爆乳オープニングアニメ            ↑どう見ても宇○刑事なキャラクター(CV=関 智一)



以上、エルツヴァーユのレビュー終わり!










…さて。
確かに面白いゲームだったけど、自分が格ゲー好きだからって、ちょっとひいき目でレビューしちゃったかな。
読み返してみると、今回のレビューは対戦モノをやらない人にはサッパリな内容だったかもしれないなぁ。
教えていただいた某氏には悪いが…コレはちょっと人を選ぶゲーム…かなぁ…。






























 

 

 

 



















 神ゲーです。
全PSユーザーにオススメします。





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