◆【レビュー】鉄人28号◆

     

■タイトル 鉄人28号
■プラットフォーム プレイステーション2
■ジャンル 巨大ロボット操縦アクション
■発売元(開発元) バンダイ(サンドロット)
■発売日 2004年7月 1日
■価格 7,140円((税込)  (購入価格2,480円)

 



 鉄人28号。名前は知っているけどどんな内容かサッパリ知らない。だってスパロボにも出てないし。
じゃあ何で買ったの? 理由はいたって単純。「サンドロット製作だから」。
ギガンティックドライブ、地球防衛軍、と楽しませてくれたメーカー。今回もきっと楽しいだろうと。今更ながらやってみた。


 ■システム

 ゲーム内容は「リモートコントロールダンディ」や「ギガンティックドライブ」そのまんま。リモコン操作のロボット操縦アクションゲーム。
あれのキャラクターが鉄人28号になっただけと言えばわかりやすいだろうか。(操作は若干簡単になっているけど)
プレイヤーを移動させつつ、セレクトボタンでロボット操作に切り替え。
相変わらずこの操作方法は感情移入度が高まるなと感心させられる。
気分はもうロボット操縦者。
鉄人を歩かせるごとにズシンズシンと揺れる画面。振動するコントローラ。重量感溢れる鉄人が放つ必殺ストレート。
敵ロボットは遥か彼方までふっ飛び、次々と破壊される建築物。
実にサンドロットらしい、気持ちのいいゲームである。


 そして今作はとにかくキャラクターがよく喋る。
主人公も敵操縦者も、攻撃や被ダメージ時など、どんだけボイス量あるんだよってくらい喋りまくる。X団員も攻撃されると「踏み潰されただとー?!」「圧倒的だー!!」など暑苦しいくらい叫びまくる。また、地球防衛軍好きならニヤリとするようなゲーム中の緊急速報の演出など、ボイスを聞いてるだけでも飽きさせないような作りとなっている。


 また、過去のサンドロット製ロボットゲームとのもうひとつの違いは「物を持ち上げることが出来る」ことである。フィールド上に落ちているものならなんでも掴む。ビルだろうが、敵操縦者だろうが、主人公だろうが、敷島博士だろうが(笑)
地味な要素に感じるかもしれないが、これが面白い。
自分の身体以上ある工場をまるごと持ち上げ、敵めがけ一直線に吹き飛ばす。次々と破壊されるフィールド上の建築物。あとに残るはガレキの山。ついつい敵ロボットを倒すよりも建物を破壊する方にハマってしまうくらい病み付きになってしまう。


ストーリーモードでは漫画的演出が入る。
とにかくよく喋る。


何でも掴み、何でも投げる。


敷島博士も掴める。しかもこの状態で戦えるという(笑)
 ■モードも充実

 ストーリーモードは全25話。会話シーンはすべてフルボイス。
しかも難易度は各ステージ5段階用意されている上、ゲーム中に集めたポイントで鉄人のパラメータを改造できるので、やり込み度は十分。

これだけでも十分なのに、チャレンジモードというさまざまなシチュエーションでの戦闘が用意されているモードが40種類も用意されている。
しかもこちらは鉄人以外のロボットでも遊べるという仕様。当然すべてのロボットのパラメータも改造可能。
さらに特筆すべきはこのチャレンジモードでは画面分割の2人協力プレーも可能な点である。これが非常に盛り上がる。接待ゲームにもうってつけ。もちろん協力モード以外に対戦モードも用意されているので、血に飢えている方も安心だ。

毎度のことながら、このモードの充実っぷりは素晴らしいの一言に尽きる。

画面2分割の協力プレーも可能。
「俺はロボを殺るから、お前は操縦者を殺れ!」
みたいなプレーも可能。


敵ロボットも使用可能。ロボットごとに必殺技が異なる。
 ■総評

 非常に遊べるゲーム。しかもただ面白いだけでなく遊び尽くせないほどのボリューム。感服である。
鉄人28号のことを知らなくても十分に面白いので、アクションゲーム好きの方は絶対押さえておくべき。
いや、ホントに。ギガンティックドライブや地球防衛軍といい、このサンドロットって集団はすげぇよ。アクションゲーマーのツボってやつを分かってる。次回作にも期待。

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