◆【レビュー】初音ミク -Project DIVA 2nd-◆

     

■タイトル 初音ミク -Project DIVA 2nd-
■プラットフォーム プレイステーションポータブル
■ジャンル リズムアクション
■発売元(開発元) セガ(ディンゴ)
■発売日 2010年 7月29日
■価格 6,090円((税込)

 



 キタキター!初音ミク続編キター!
1年ぶりの登場。さぞパワーアップしてるだろうとテンションマックスで迎えた続編。
楽しい!期待どおりの楽しさだ!

…だが…ん? これなんか…ちがくない?
いや面白いことは面白いんだけど…なんていうか、前作ほどの衝撃がないというか………。
ともかくレビューを開始しよう。


 ■システム

 基本的システムは前作同様。画面に表示されたボタンをタイミング良く押せば高得点。ミスせず連続で押せればコンボとなり、さらに高得点。…ってな感じのよくある音ゲー。今回は「ボタン長押し」や「同時押し」などの要素が加わって若干難易度アップしている。
しかしチャンスタイムのクリア条件が緩くなっているので普通にクリアする分には音ゲー苦手な方でも最後までいけるような優しい仕様になった。かと言ってヌルゲーというわけではなく、ハード以上の激ムズ難易度「エクストリーム」の追加で上級者も満足の内容となっている。

 前作の不満要素であった処理落ちもほぼなくなったし、データをメモリースティックにインストールできるので読み込みがかなり短くなった。体感的には前作の半分くらいといったところか。非常に快適である。

そして今回最大のウリはなんと言っても「デュエットが出来るようになった」ところだろう。一言で言えばただ画面内にキャラクターを2キャラ表示出来るようになっただけなんだけど、PVの華やかさが全然違う。見ていて楽しくなること必至。

不満点は改善、ファンの要望は取り入れる。
本作はまさにパーフェクトな仕上がりである。



…がしかし。
個人的にはなぜか盛り上がりに欠ける。
その原因とは…。


基本的なシステムは前作とほぼ一緒。


PVには最大2キャラ表示できるようになった。
 ■使い回し多すぎ

 盛り上がりに欠ける理由その1。「前作からの使い回しデータが多い」。
ミク達キャラクターなんかは完全に使い回し。新鮮味に欠ける。まぁこれはハードスペック的にこれ以上どうしようもないことなので許そう。しかしだ。歌とか、コスチュームまでそのまま持ってくるのはどうか。しかも前作の曲はPVまでまんま一緒だからなぁ…。これってただの水増しだよなぁ。前作遊んでない人にはオトク感が出てプラス要素なんだろうけど。
前作であんな全力投球を見せてくれたスタッフの方々が、手抜きをしたっていうことに対してガッカリしたというか…。

 ■スタイリッシュミク

  盛り上がりに欠ける理由その2。
これは個人的好みの問題なんだけど。収録曲が前作と比べて「可愛い曲が少ない」。なんていうの、「スタイリッシュな曲」が多くなったと思う。

例えるなら「一発ネタでブレイクした芸人が勘違いしてモデルデビューしました」、みたいな。そんな印象を受ける。(分かりにくいっつーの)
またミク以外のボーカロイド専用曲が増えたおかげでミクの新曲枠が少なくなってしまった。ミク以外に興味のない自分としては非常に残念である。


『ぽっぴっぽー』なんかはいい具合にアホなミクが見られて好きなんだけど…。こういう曲がもっと欲しかった。
 ■総評

 「悪くない」、 「手堅い」、 「ファンが望んだ完成形」

 そんな良作と言ったところか。
前作を初めて見たときほどの衝撃はないものの、やはり初音ミク。なんだかんだで今回も元気をたくさんもらった。
製作者とファンの愛が詰まった素晴らしいゲームだと思う。ボリュームも前作より圧倒的に多く、モジュールを揃えるだけですでに20時間近くプレーしてしまっているが、ミクルームなどのアイテムまでゲットしようと思ったらまだまだ遊び足りないくらいである。音ゲーなのにここまで遊ばせてくれるのは単純にスゴイ。

 PSP本体を持ってるなら間違いなく買い、な一本。
音ゲー苦手でもなんとかなる(苦手な自分でもハードモード全クリできたし)ので、どなたにもオススメ。
ゲームで癒されたい、そんなアナタへ。

※前作持ってない方は前作から先に買ったほうがいいかも。廉価版も出てるし。





以上、「初音ミク -Project DIVA 2nd-」、レビューおわり。

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