ゲーム雑誌投稿の話
(2015/03/17)

   

実家より、押入れの中から出てきたゲーム雑誌
『サターンFAN(&ドリームキャストFAN)』

懐かしい。

   

今でも交流のある方々の名前がぞろぞろ出てきて、
改めて読み返すと実に面白い。

えー、当サイトに最近来られた方はご存じないかもしれませんが、
今でこそ ワンパターンなおパンツ漫画ばかり描いておりますこの私、
ゲーム雑誌の読者コーナー投稿者だった時代があります。



 1995年〜1999年 サターンFAN、ドリームキャストFAN
   

 1999年〜2002年 ドリマガ

     

自慢じゃないけど、7年間、常連投稿者でした。
途中、まわりから色々と嫌味(根暗な趣味だとか、無駄な時間だとか)
言われて、何度も辞めようと思ったこともあったけど、
結果的に今だから言えるが、7年間続けてよかったなと。

たぶん、雑誌に送らずに自分独りでノートに描いてても何の上達も無かったろう。
雑誌に掲載された時の達成感と、掲載されなかったときの自己分析。
これらの経験の積み重ねが、今、堂々と漫画を描いてる自信に繋がっている。
(おパンツは置いといて)

また、雑誌経由で交流の輪がどんどん広がっていったのも嬉しかった。
常連投稿者ってだけで初見の方からも「あぁ〜、アレ描いてる方ですか」と、
分かってもらえるのは有難かった。おかげでネットでの交流の広がりは早かった。
今交流のある方々のほとんどが雑誌経由だしね。
継続はチカラナリ。続けて良かった雑誌投稿。

ちなみに、「毎号載ってズルイ!」と他の投稿者に言われたこともあるが、
常連だからといって楽に毎号載ってたわけでもなく、それなりに努力はしていた。
具体的にどんな努力か?
せっかくなので雑誌掲載率アップのコツをご紹介しましょう。(今更需要があるとは思えないけど)



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〜用意するもの〜
   
   ・封筒
   ・鉛筆、消しゴム
   ・サインペン
   ・ハガキサイズの紙
    (適当な厚紙から自作してもいいし、画材屋で200円くらいで売ってる)
   ・切手(80円)
   ・コピック(or スクリーントーン)



〜掲載率アップのコツ〜

・(1)旬のネタを描くこと。
 ⇒ 当たり前のことだけど、発売直後のゲームを題材にした方が載りやすい。
   昔の名作を送ってもいいけど、コーナー自体が小さめの場合が多いので
   その場合は競争率が高くなる。発売予定表を見ながらお題を決めましょう。

    
   DC時代は『シェンムー』『AIR』『KANON』ネタが鉄板だった。


・(2)見やすく描くこと
 ⇒ 鉛筆描きは論外。絶対ボツります。
   下書きは鉛筆でも、仕上げは必ずサインペン以上の濃さで描きましょう。

   文字は大きめ、強調したいのは太字で。
   小さな文字は縮小時に潰れて読めなくなるのでボツにされやすい。

   紙の淵 5mmは印刷時に隠れてしまうので、空けておく。
   また、コピック(or スクリーントーン)で着色すると見栄え良く、掲載率アップ。

    
   文字は大きく、文字数も極力減らしシンプルに。紙の淵 5mmほど空けるのは必須。
    色はコピック(水彩みたいなペン)を2,3本使い回して着色してた。
    色が少しあるだけでもえらく見栄え違うでしょ?



・(3)不快にならないネタをチョイスする
 ⇒ 暴力やエロネタはボツにされやすい。おパンツなんてもってのほか。
   分かりにくいマニアックなパロネタもボツになりやすい。
   ゲームタイトルを絡めた駄洒落、みたいなベタなギャグの方が載りやすかった。

    
   ボツネタの例。タブーなネタはボツになりやすい。
    ベタなギャグのほうが掲載率は安定して高い。
    


・(4)複数枚送る
 ⇒ これぞ最終奥義。
   ハガキサイズの紙を封筒に入れて、複数枚ネタを入れて送る!
   3枚入れりゃあ単純に掲載率3倍っすよ。わはははは。(労力も3倍)
   ま、それでも全ボツのときはあるんですけどねー。
   ただし注意して欲しいことが1点。必ず全部の紙の裏に住所・氏名・応募コーナー名を記載すること。
   せっかくの良ネタも名無しさんではボツになりますぜ。(あらかじめ宛名シールを大量印刷しておくと楽チン)

      
   一度に4枚送ったときの例。ちなみに一番右端の作品が掲載されました。
    残り3枚は日の目を見ることはありませんでした。(送る前にコピー取っておくと良いよ)



・(5)裏面に小ネタを描く
 ⇒ 裏面に描いた時の苦労話や、最近思ったこと、小ネタを描いておくと
   稀に文字コーナーなど、自分が送ったつもりの無いコーナーに採用されることがあった。
   本命ではないけど、ダブルチャンスみたいなもんやね。


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以上、どんな感じだったでしょうか。
なんとなくでもゲーム雑誌投稿の面白さが伝わっていただけたら幸いです。

ゲーム雑誌媒体に限らず、他人に評価してもらうことって
色々と刺激になったり、交流関係が広がったりと、良い経験になりますので
これから漫画を描いてみたいなぁとか、イラスト描いてみたいなぁと思われてる方は、
独りで閉じこもらず、是非そういう場に出てチャレンジしてみることをオススメします。

…って、絵の下手な奴に言われても説得力ないけど(汗)





あー、ちなみに。自分はイラストの掲載回数はゼロだったりする。
イラストはねー、競争激しいよ。レジェンド投稿者守屋T教授のサイト見てごらんよ。
こんなハイレベルな作品を毎号送ってくる化物がおりますからな(笑)
みんな、雑誌掲載を狙うならイラストよりもコマ漫画やで!
ネタさえ面白ければ多少下手でも掲載されるでーーー!!



おしまい。

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